渡辺 剛志 さん
新しい物流サービスを展開する(株)多荷物流(茨城県日立市)。満を持しての自社サイト開設を担当された取纏め責任者・渡辺剛志さんにホームページ企画制作の工程と今後の課題について聞いてみました。
渡辺やはり綿密な打ち合わせをして自社ホームページを制作したかったので、ある程度近場の業者であるということ。そしてYahooの検索などで候補を挙げてみたところ、アームズさんが出てきたんですね。決め手になったのは実績ですよね。各々の実績を拝見して『ウチもこのようにやって頂けるのであれば・・』と思いお願いした訳です。サービス業の企業の制作実績などでも華やかな中にも芯のあるデザインといいますか、どのような企業なのかが直感的に分かるデザインであることが伝わってきましたのことが理由ですね。
渡辺こういうことをしたい。こういう表現をしたい。というときに、それらに応えてくれるスキルが絶対条件でしたから。それとメールだけではなく、直接の打ち合わせでないと当社の意向の伝達がより正確にできないと思いました。
渡辺やはり運送業ですから、トラックというイメージは当初からあったのですが、その先ですよね。当社は『企業と企業の橋渡し』というキャッチフレーズがありますから、そこからビジュアルも展開して『道』とか『橋』とかというものを加えていったのです。まあ「連想ゲーム」みたいな感じですね。
渡辺そのために、自分でも同業の会社を始めとして、いろいろなホームページの事例を見てみました。色使いや表現の方法ですね。素人から見ても『分かりやすいなあ』と思えるものは、やはり良いものだと思ったのです。
渡辺当社の業務は多岐に及んでいるので、そのまとめに苦労しました。最終的にはバランスの良い構成になったと思います。特に大項目の設定が大切だと思いましたよね。おのずと小項目は決まってきますしね。
渡辺関係部署に任せてしまうのではなくて、私が各部署に提案する形で素案を用意しました。それをもとにすり合わせを行っていったのです。
渡辺その工程はスムーズに進行したと思います。あとは菅谷さんから毎週出された課題を出して頂いたことが助かりました。それらをクリアしていくことで自然と良いものが短期間で完成していきましたから。そのようにして頂かなかったら、ダラダラと完成が遅れてしまったと思いますね。
渡辺正しい方向への導きがないと私も素人ですから不安な訳ですよね。次に何をしたらいいんだ、ということを明確に指示して頂けることでその不安もなくなりましたね。「今週はこれを決めて下さい。」「今週はこれを用意してください。」と逐一指示して頂いたので、良い舵取りをして頂いたと思います。
渡辺感無量といいますか、決して大げさではなくて背筋がゾゾっとしました。『ああ、このようになるんだ!』という。本当に形になったことが嬉しかったですね。トップページだけで何をやっているどういう会社なのかが伝わるのが良いデザインですよ。今回はデザインの修正も本当に少なくて、遠回りしないで効率的に進行したと思います。
渡辺静止画と違ってやはりFLASHが有る無しは大きいですね。躍動感もあり、強く正確に主旨を伝えられますよね。
渡辺新物流への挑戦というコピーにもあるように物流の概念を越えて事業を進めるためにはホームページの役割は大きいと思います。開設してまだ僅かですが、短期間でもこれだけのアクセスがあった訳ですから、本格的な活用をしていきたいですね。
渡辺早速、関連サイトへリンク依頼したり、社長の指示で既存の紙媒体である社員全員の名刺、封筒や請求書のような書類までアドレスを入れて広報しています。
渡辺ゴールではなくて、これからが本当のスタートだと思いますね。ですから、こうした基本的なことから始めて、地道なプロモーション活動を今後も進めていこうと思っています。 ホームページにこのような愛着を持って頂いて本当にプロデューサ冥利に尽きます。これからもよろしくお願いします。
(2003年1月7日)