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お客様の声と成功物語

増山会計事務所

増山 英和 さん

会計事務所、税理士業界という広告規制がある世界において、積極的に更新するための企画を考え、常にホームページを新鮮な状態に保ち、成果を得ている企業があります。増山会計事務所(水戸市千波町)のホームページの人気コーナー「増山英和の元氣な日記」は会社に様々な効果をもたらしているそうです。このコーナーでは、増山英和社長が毎日、活動報告や雑感などを執筆しています。

ホームページの定期的な更新により効果的な運用をされている印象を受けますね。

増山まったく更新されていないホームページを見てどう思いますか。ネタが陳腐化されていたり工事中ばかりのホームページも同様です。わざわざお金をかけて自社が堕落している会社であることを宣伝しているようなものです。それはアクセス者を裏切ることだと思うのです。

現在、練習生、選手の数はどれぐらいですか。

増山2001年8月にホームページを開設しました。開設当初の目的は、会社案内と業務紹介などの基本的な情報提供により会社の信頼性を持たせることでした。従来、既存客や金融機関からの紹介により新規顧客を獲得していたものを、ホームページによる自主営業により顧客を獲得していこうという狙いがありました。

掲載する情報についての方針は。

増山ホームページ運用を継続する中で、段階的に会計、税務に関する有益な情報提供を行うようになりました。これについては、社員の日常業務とホームページ更新をリンクさせて実践しました。毎週社内で実施しているミーティングでの社員の研究発表の内容をホームページに「知っ得情報」という連載企画を設けて掲載することにしました。日々のホームページ更新・運営についても社内で責任の所在を明確にし、「広報プロジェクト」を発足し、その担当スタッフによりホームページの企画、更新を行うことにしました。
また、社員プロフィール欄では社員全員の顔写真と各人の価値観や信念を掲載しています。これは「企業は人なり」の言葉通り、本人の自覚や責任感の醸成に役立っています。

2003年10月に社長日記「元氣な日記」をスタートされたキッカケは。

増山従来、税理士は堅い、暗い、不親切といったマイナスイメージを払拭できませんでした。気軽に相談できないという潜在的な不満がお客様にあったと思うのです。そこで、増山という人となりを知って頂き、現場の仕事ぶりなど生の様子を伝えていこうと思ったのです。
また、文章だけの日記ではイメージが沸かないので、常にデジカメを携帯し、毎日印象に残る場面を必ず撮影して、その画像をアップしています。

日記を書き続けて10ヶ月。多忙なスケジュールの中、大変でないですか。

増山確かに毎日日記を書くのは大変です。しかし今では更新が数日滞ると心配して連絡してくるファンもいます。見てくれている人に喜びを与え元気になって頂くことが私の最大の喜びです。私自身の毎日も充実しています。ノートに書いて自分ひとりで読み返す日記と、広く万人に向けてネットで公開する日記は、その意味も異なります。ネットに書き記す日記は、そのひとつひとつが対外的なメッセージとなり、内容に責任が発生します。例えば、自分が三ヶ月前に宣言したことが実践されているかどうかを自分でチェックする役割も果たしていますね。

日記による効果をどう分析されますか。

増山これまでに実に多くの効果が得られました。例えばセミナーなどで名刺交換をします。普通、その場だけの関係で終わってしまう場合が多いのです。ところが、この日記で日々の活動をネット上で報告することで、継続的な付き合いとなり人脈がさらに広がるといった効果があります。また、なかなか多忙で定期的に訪問できないお客様に対しても心理的な距離を置かないですむという面もありますね。

パーソナルな(個人の)姿を赤裸々に描くことの効果ですね。

増山アクセス者への心理的なハードルを取り除き、バーチャルなインターネットというメディアをよりリアルなものとしてアクセス者に伝えられるという効果があるのだと思います。実際に、新たに会計事務所を探していたある企業の担当者から、この「元氣な日記」コーナーを読んで親近感を持ち、問合せを頂きました。そして初回面談からスムーズに商談を進めることが出来ました。このように、「初対面なのに初めて会った気がしない」と思わせる効果があるのですね。

今後の目標を聞かせてください。

増山今後、この社長日記を応用して、社員が持ち回りで日々の業務やトピックスについて執筆する「リレー日記」の実施も検討しています。実現すれば、お客様から見て会社全体がより身近な存在として感じられる素晴らしい企画になると思います。また、ホームページ全体の今後の展開として、見込客を獲得するための資料請求について資料内容の見直しを行い、コミュニケーション性を強めた商談プロセスを確立したいと考えています。
ホームページを運営する上でもっとも大切なことは、常にお客様、いわばプロでないド素人の感覚で掲載内容を考えることではないでしょうか。その考え方を基本に会社のミッション・バリュー・ビジョンの三つをしっかり伝えていくことが大事ですね。

(2004年8月11日)

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